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第6章 市民環境 市政概要 平成29年版 | 宇治市公式ホームページ 宇治茶と源氏物語のまち

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(1)

第 6 章

1. 各 種 証 明 事 務 ……… 65

2. 茶     業 ……… 67

3. 農 林 畜 産 業 ……… 69

4. 商  工  業 ……… 74

5. 産 業 推 進 ……… 78

6. 労     働 ……… 79

7. 消 費 生 活 ……… 80

8. 清     掃 ……… 82

9. 環 境 の 保 全 ……… 86

10. 観     光 ……… 95

11. 文     化 ……… 96

12. 文 化 セ ン タ ー ……… 98

13. コミュニティ施設 ……… 101

14. 人     権 ……… 110

15. 男 女 共 同 参 画 ……… 111

16. JR 宇治駅前市民交流プラザ(ゆめりあ うじ) …… 114

(2)

第 6 章 市 民 環 境

1. 各種証明事務

⑴ 各種証明交付件数(公用請求を除く)

⑵ 行政サービスコーナー

 行政サービスコーナーは、市役所から遠隔地域の住民の利便性を図るため、東宇治地区(木幡・ 東宇治行政サービスコーナー)、西宇治地区(小倉行政サービスコーナー)、槇島地区(槇島行政サー ビスコーナー)及び広野・大久保地区(南宇治行政サービスコーナー)、開地区(開行政サービス コーナー)の 6 カ所に設置し、市民課業務の一部(諸証明)を取り扱っている。

 また、平成 17 年 10 月 31 日から税関係証明書の取り扱いを開始した。

○ 行政サービスコーナーによる取扱い件数

表 6 -1

年度/区分 印鑑登録 住 民 票  (写)  戸 除 籍 謄抄本等 転出証明 その他の 明 合 計 1 日 平 均

平成 24 年度 46,317 64,494 22,794 4,910 10,668 149,183 609

平成 25 年度 43,993 74,211 24,333 5,123 9,923 157,583 646

平成 26 年度 40,803 68,643 25,391 5,054 10,173 150,064 615

平成 27 年度 40,702 66,518 26,410 5,277 10,329 149,236 607

平成 28 年度 40,371 67,990 25,537 4,846 10,452 149,196 614

表 6 -2

印鑑証明 住民票(写)戸除籍謄抄本等 その他 合計件数(率)

 

 

27

 

 

小倉行政サービスコーナー 4,311 5,666 1,539 701 12,217 8.1

木幡行政サービスコーナー 5,166 6,463 1,742 853 14,224 9.4

南宇治行政サービスコーナー 2,706 4,738 1,188 551 9,183 6.1

槇島行政サービスコーナー 2,677 3,626 606 348 7,257 4.8

東宇治行政サービスコーナー 2,415 3,172 863 403 6,853 4.6

開 行 政 サ ー ビ ス コ ー ナ ー 1,801 2,133 565 296 4,795 3.2

本 庁 取 扱 分 21,626 40,720 19,907 13,993 96,246 63.8

合    計 40,702 66,518 26,410 17,145 150,775 100.0

 

 

28

 

 

小倉行政サービスコーナー 4,227 5,695 1,467 706 12,095 8.0

木幡行政サービスコーナー 5,211 6,765 1,697 823 14,496 9.5

南宇治行政サービスコーナー 2,625 4,829 1,166 506 9,126 6.0

槇島行政サービスコーナー 2,514 3,652 628 356 7,150 4.7

東宇治行政サービスコーナー 2,382 2,990 780 468 6,620 4.4

開 行 政 サ ー ビ ス コ ー ナ ー 1,720 2,174 571 256 4,721 3.1

本 庁 取 扱 分 21,692 41,885 19,228 14,674 97,479 64.3

(3)

※小倉行政サービスコーナー 昭 63. 5. 6 開設 槇島行政サービスコーナー 平 6. 7. 1 開設 ( 平 11. 11. 22 移転)

 木幡     〃 昭 63. 11. 1 〃 東宇治    〃 平 7. 6. 1 〃

 南宇治    〃 平 5. 9. 1 〃 開      〃 平 8. 6. 3 〃

⑶ 各種証明等手数料(平成28年4月1日現在)

表 6 -3

種   類 手数料(円) 種   類 手数料(円)

印 鑑 登 録 証 明 300

戸 籍 届 書 記 載 事 項 証 明 350

住 民 票 の 写 し 300

転 出 証 明 無料 後 見 等 の 証 明 ・ 独 身 証 明 300

住 民 票 記 載 事 項 証 明 300 不 在 住 ・ 不 在 籍 証 明 300

年 金 受 給 者 現 況 届 の

住 民 票 記 載 事 項 証 明 無料

戸 籍 記 載 事 項 証 明

 ( 証 明 事 項 1 件 に つ き )  350

戸    籍 全部・一部事項証明

謄 ・抄本

450

除 か れ た 戸 籍 記 載 事 項 証 明

 ( 証 明 事 項 1 件 に つ き )  450

自 動 車 臨 時 運 行 許 可

 ( 1 車 両 に つ き )  750

除かれた戸籍 全部・一部事項証明

謄 ・抄本

750

住 民 基 本 台 帳 の 閲 覧

 ( 閲 覧 用 紙 1 枚 に つ き )  300

通 知 カ ー ド の 再 交 付  500

戸 籍 附 票 の 写 し 300 個 人 番 号 カ ー ド の 再 交 付

(電子証明に係る部分を除く) 800

(4)

2. 茶  業

⑴ 概  況

 「宇治茶」は、長い歴史のなかで、高級茶の代名詞として名声を博し、宇治市はその中心的な生 産地として大きな役割を果たしている。

 宇治市の茶園は、覆下園で栽培される玉露やてん茶(抹茶の原料)が主流で、茶園面積の 80% 以上がこれらで占められている。

 また、毎年5月になると各茶園では一葉一葉丁寧に手摘みされる宇治市名物の茶摘み風景が見受 けられる。

  都市化の進行に伴い、茶園面積は減少傾向にあったものの、近年は横ばいとなっている。「宇治 茶」の発展のためには、優良茶園の保全はもとより、茶園造成の推進や品質の向上、経営基盤の 強化などが大きな課題となっている。

茶 園 面 積 年 度 別 集 計 表

表 6 -4 単位:ha

種別   

年度

成    木    園

未成木園 計 増 減

てん茶園 玉露園 かぶせ茶園 煎茶園

平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度

44.5 45.0 43.9 44.3 44.4 19.8 19.9 20.1 20.2 20.3 2.2 2.2 2.2 2.2 2.2 8.6 8.6 8.6 7.9 7.6 1.1 1.6 1.5 1.7 1.7 76.2 77.3 76.3 76.3 76.2 -1.2 1.1 -1.0 0.0 -0.1

荒 茶 生 産 量 年 度 別 集 計 表

表 6 -5 単位:kg

年  度 て ん 茶 玉  露 かぶせ茶 煎  茶 番  茶 二 番 茶 合  計

平成24年度 41,768 13,809 1,293 5,912 45 735 63,562

平成25年度 42,929 13,985 1,289 5,957 - 2,345 66,505

平成26年度 41,189 14,158 1,292 5,933 - 1,759 64,331

平成27年度 41,658 14,246 1,302 5,735 - 1,524 64,465

(5)

○ 経営面積別戸数

⑵ 茶業振興対策

ア 高品質茶推進事業

① 環境にやさしい茶生産対策

 茶園周辺住民と調和のとれた都市型茶業経営をめざすため、フェロモン製剤(ハマキコン) 及び食品由来成分を使用した殺ダニ剤(マシン油乳剤)の使用に対し、市が補助している。 ② 生産省力化対策

 寒冷紗等の設置に対して助成を行い、宇治茶の品質を保ちながら、生産の省力化を図っ ている。

③ 手摘み茶推進対策

 宇治茶は、手摘みで茶葉を摘み採るため、年々減少する茶摘み子を確保するために、茶 生産組合が主体となって取り組んでいる茶摘み子募集事業に、市が補助している。

④ 凍霜害対策

 防霜施設の設置により、凍霜害による品質低下の防止を図っている。 ⑤ 伝統技術継承対策

 「本ず」栽培を支援することにより、品質の向上や本市の強みである歴史、伝統、文化を 活かした他産地との差別化及びブランド力の強化を図っている。

イ 優良茶園振興事業

 老園化した茶園を、生育旺盛な優良品種に改植するとともに新植を促し、茶の品質及び生 産力の向上を図っている。

ウ 各種茶業団体への補助事業

 宇治茶のPR及び普及宣伝を目的とした各種茶業団体の事業に対して、市が補助している。

エ 品評会出品奨励事業

 宇治茶ブランドの向上には、まず品質の高さを証明することが必要なため、全国・関西な どの茶各種品評会への出品を奨励している。

表 6 -6

面積(a)

年度 10以下 11 ~ 30 31 ~ 50 51 ~ 100 101 ~ 150 151 ~ 200 201 ~ 計

平成24年度 34 31 16 16 14 1 1 113

平成25年度 34 31 16 16 14 1 1 113

平成26年度 34 31 16 16 14 1 1 113

平成27年度 33 31 16 14 15 1 1 111

(6)

3. 農林畜産業

⑴ 農  業

 宇治市の農業は、巨椋池干拓田を中心とした水稲と伝統産業である宇治茶を基幹産物として発 展してきたが、京都や大阪をはじめとした大消費地の都市近郊農業として、野菜や花きなど多様 な作物の生産が行われている。

 しかし、我が国の農業を取り巻く環境は厳しく、小規模経営、高齢化、後継者難などの構造的 な問題を抱えながら、輸入自由化、流通自由化の流れの中で、国内農産物の価格競争や産地間競 争が激化している状況にある。このような厳しい状況のもと、都市近郊農業として特色のある農 業生産の振興を図るため、各種生産組合等と連携し、都市近郊の立地を活かした野菜栽培や、花 き栽培を米の生産調整対策とあわせて実施するとともに、農業生産基盤の整備や消費拡大に取り 組んでいる。

  ○ 農家数及び農家人口(販売農家)

  ○ 経営耕地面積(販売農家)

表 6 -7 (各年 2 月 1 日現在)

区分  年次

農  家  数(戸) 農 家 人 口

総  数 専  業 第 1 種兼業 第 2 種兼業 総  数 男 女

平成 17 年 平成 22 年 平成 27 年

246 214 169 73 63 56 48 37 15 125 114 98 1,114 897 660 552 447 337 562 450 323

(農林業センサス・世界農林業センサス)

表 6 -8 (各年 2 月 1 日現在)(単位:ha) 区分 

 年次 総 数

田 畑

樹 園 地

休耕地 休耕地

平成 17 年 平成 22 年 平成 27 年

274 212 178 214 152 124 15 13 7 24 16 17 1 1 1 35 45 37

   (注)面積は単位未満を四捨五入したので、計とその内訳の合計は必ずしも一致しない。

(7)

  ○ 農作物共済事業実施状況

  ○ 家畜共済事業実施状況

  ○ 生産調整

 平成 28 年度における本市の生産調整目標面積は、81.2ha であり、これに対する実施面積は、 93.8ha で達成率は、115.5% である。

表 6 -9

区分 

 年次

引     受 被     害

戸数 (戸)

面 積 (a)

収 穫 (kg)

総共済金額 (円)

単位当 たり共 済金額 (円)

共 済 減収量 (kg)

支 払 い 共 済 金 (円)

被害率 (%)

 

 

 

平成 24 年度 352 16,089 591,313 120,627,852 204 5,596 1,141,584 0.95

平成 25 年度 331 15,672 573,023 116,896,692 204 930 189,720 0.16

平成 26 年度 328 15,633 571,443 118,288,701 207 1,404 290,628 0.25

平成 27 年度 322 15,555 569,305 115,432,065 203 153 31,059 0.03

平成 28 年度 312 15,222 556,022 107,425,518 194 451 87,494 0.08

(農業共済資料)

表 6 -10

区分 

年次

引    受 事      故

戸 数 (戸)

頭 数 (頭)

総共済金額 (円)

死   廃 病   傷

頭数(頭) 支払共済金(円) 件数(件) 支払共済金(円)

平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度

4 4 4 4 4 130 127 124 125 118 20,677,000 18,334,000 17,898,000 16,298,000 16,376,000 13 16 13 14 15 1,693,064 1,703,547 1,480,238 973,421 1,728,133 178 156 101 126 134 2,597,360 2,099,100 1,654,770 2,016,740 2,198,260

(8)

平成28年度 生産調整等実施面積

表 6 -11 単位:a

項  目 宇治・白川 大久保 ・ 広野 槇  島 小  倉 伊勢田 ・ 安田 東宇治平地 東宇治山間地 合 計

小麦 41.02 9.91 50.93

大豆 0.82 14.10 3.98 11.03 10.21 40.14

小豆 4.97 4.97

きゅうり 108.61 11.70 193.79 57.27 26.91 52.86 95.43 546.57 トマト 12.44 3.75 65.62 33.64 21.29 44.99 18.65 200.38 かぼちゃ 14.77 0.42 16.88 38.91 8.83 35.43 25.23 140.47

いちご 21.76 21.76

すいか 3.94 10.40 14.34

レタス 0.46 0.46

さといも 50.76 4.04 74.15 29.78 29.95 30.54 219.22

しょうが 10.06 10.06

えだまめ 8.82 35.26 9.89 4.00 57.97 青さやいんげん 9.45 3.68 13.13 ばれいしょ(食用品種) 3.00 8.63 2.74 0.73 10.70 25.80 かんしょ(食用品種) 9.47 2.06 41.81 7.50 15.46 111.58 187.88

アスパラガス 12.37 12.37

オクラ 1.49 1.90 3.00 6.39

フキ 0.88 6.90 7.78

シソ 6.78 1.12 8.39 1.59 8.56 26.44

ミョウガ 1.15 12.21 13.36

ごぼう 12.16 12.16

とうもろこし 19.78 14.39 53.84 16.51 43.42 14.47 36.20 198.61

はくさい 6.47 7.00 13.47

たまねぎ 6.99 3.59 10.58

だいこん 30.86 18.27 4.93 54.06

えびいも 11.90 11.90

セリ 28.84 28.84

その他野菜 18.04 4.95 108.98 11.43 14.14 32.17 16.61 206.32

きのこ類 4.00 1.35 5.35

青刈り稲 5.97 5.97

一般作物 小計 306.70 55.03 728.62 268.26 124.48 252.53 412.06 2,147.68 ブロッコリー 17.34 343.42 1.10 0.22 362.08 とうがらし 4.91 3.01 132.51 9.47 4.39 8.95 13.59 176.83 なす 58.90 4.54 183.04 60.36 32.53 26.55 30.41 396.33 キャベツ 41.71 4.43 1.95 48.09 ほうれんそう 48.91 1.86 50.77 ねぎ 18.91 1.54 66.13 93.58 152.05 51.82 17.18 401.21 カリフラワー 13.38 14.44 27.82

みず菜 37.34 1.44 38.78

菊 0.76 73.12 35.21 1.53 1.63 112.25 小菊 9.58 15.17 18.95 1.68 45.38 その他花き・花木 60.13 91.86 19.38 24.28 25.60 169.14 390.39 種苗類 35.86 32.84 12.86 81.56 特例作物 小計 210.19 9.09 1,074.90 240.56 235.68 116.45 244.62 2,131.49

コスモス 7.60 2.20 9.80

ハス 20.66 31.43 26.27 78.36 ひまわり 2.94 27.46 0.39 8.13 38.92 市民農園等 27.26 31.22 82.11 119.80 45.56 41.99 347.94 景観形成水田等 小計 58.46 31.22 143.20 146.46 0.00 45.56 50.12 475.02 調整水田(全体) 15.90 18.35 55.37 6.32 95.94 調整水田(部分) 38.55 19.89 52.16 1.00 111.60 自己保全管理 423.33 80.39 752.79 443.75 211.46 168.03 622.01 2,701.76 調整・保全水田 小計 461.88 80.39 788.58 514.26 267.83 174.35 622.01 2,909.30 加工用米 35.50 585.12 107.65 24.62 10.88 763.77

米粉用米 103.05 103.05

新規需要米等 小計 35.50 0.00 688.17 107.65 24.62 10.88 0.00 866.82 茶 218.45 16.49 42.92 215.85 5.76 499.47 うめ 6.20 11.50 6.69 4.53 28.92 かき 3.03 6.94 8.07 1.05 0.98 2.84 22.91

もも 2.44 2.44

くり 4.50 2.00 1.61 8.11 いちじく 9.54 2.23 0.63 12.40 ゆず 4.20 20.72 2.00 26.92 その他果樹 16.23 7.70 4.56 2.67 2.10 5.32 38.58 農業生産施設用地 13.74 4.71 63.18 35.54 5.20 12.70 26.18 161.25

施設園芸用施設敷地 44.24 44.24

定着田等 小計 257.65 4.71 152.59 95.29 22.42 261.27 51.31 845.24 地区別計 1,330.38 180.44 3,576.06 1,372.48 675.03 861.04 1,380.12 9,375.55

(9)

⑵ 京都府南部総合地方卸売市場

 昭和 52 年 4 月に民間市場として開設された地方卸売市場京都総合食品センターを、京都府南部 地域総合開発の一環として、京都府卸売市場整備計画に基づき、昭和 59 年度に準公設市場として 整備するため、府南部地域の中でも特に受益度の高い 2 市 1 町(宇治市・城陽市・久御山町)並び に京都府が資本参加し、第 3 セクター㈱京都総合食品センターを設立した。

 この㈱京都総合食品センターを事業主体として、昭和 60 年度から昭和 62 年度までの 3 カ年に亘 り国庫補助事業を導入し、府及び出資市町も応分の助成をする中で、青果棟、花き棟、関連店舗 棟等の整備を進め、昭和 63 年 10 月に総合市場として全面開設した。

 この市場は京都府南部地域の生鮮食料品等の流通の要として、地域内の生産者には安定的な販 路を提供し、消費者に対しては、日常欠くことのできない生鮮食料品等を円滑に供給するととも に、さらには小売店等にとっては消費者ニーズの多様化に伴う総合的な品揃えが可能になる等社 会的にも重要な役割を担っている。

⑶ 畜  産

 本市の家畜の飼養戸数は、平成 29 年 2 月現在、牛 3 戸、鶏 2 戸である。牛の飼養場所が市街化区 域内にあるものがあり、臭気、汚水、不快害虫などの発生防止が畜産の課題となっていたが、平 成 5 年度・6 年度の牛糞発酵堆肥化処理施設の建設・稼働により一定の成果を得ている。また、関 係機関との協力により、畜産環境の衛生向上のため、適宜指導を行っている。

  ○ 飼養頭羽数の状況

⑷ 森  林

 宇治市の森林地域は、市域東部に 34 ㎢と、市域面積の 50% を占めている。しかし、その山間部 へも開発が進み、大きくその面積を減じてきている。

 近年、松くい虫に加え、カシノナガキクイムシによる被害が社会問題化しているため、予防の ための薬剤防除等を行うとともに、被害立木については、伐採後薬剤処理を行うことによりまん 延を防いでいる。

 なお、山林経営としては、建築用材の伐採・搬出は少なく、保育目的の間伐・枝打ちと、シイ タケ生産用原木の伐採が行われている。

表 6 -12 (各年度 2 月 1 日現在)

区分 

 年次 飼 養 戸 数乳  用  牛飼 養 頭 数 飼 養 戸 数養     鶏飼 養 羽 数

平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度

3 3 3 3 3

94 83 84 83 79

3 2 2 2 2

(10)

○ 林野面積

○ 松くい虫対策

○ カシノナガキクイムシ対策

⑸ 林  道

  本市内には、林道として白川線、谷山線、炭山線、槇尾山線、仙郷山線、仙郷山 2 号線、相月線、 仁南郷線、六石山線の 9 路線がある。特に谷山線、炭山線は宇治市市街地と笠取、炭山地域を結 ぶ重要な生活道路としての機能を有している。

表 6 -13 単位:ha

区分 

年次 総 面 積

林    野    面    積

林野率(%)

総  数 国 有 林 公 有 林 私 有 林 そ の 他

平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度

6,755 6,755 6,755 6,754 6,754 3,373 3,367 3,365 3,365 3,365 28 28 28 28 28 276 276 271 271 271 3,040 3,034 3,037 3,037 3,037 29 29 30 30 30 50.0 49.9 49.8 49.8 49.8 (京都府林業統計)

表 6 -14

区分  年次

予防のための薬剤防除 被害立木伐採後薬剤処理

箇 所 面 積(ha) 事業費(千円) 箇 所 材 積(㎥) 事業費(千円)

平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度

1 1 1 2 1 0.1 0.4 2.0 2.7 0.3 376 1,432 1,373 1,153 1,127 1 2 0 0 0 8 5 0 0 0 169 112 0 0 0

表 6 -15

区分  年次

予防のための薬剤防除 被害立木伐採後薬剤処理

箇 所 材 積(㎥) 事業費(千円) 箇 所 材 積(㎥) 事業費(千円)

平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度

1 1 1 1 1 27 32 33 24 24 172 176 193 176 180 1 1 0 0 0 30 30 0 0 0 775 869 0 0 0

表 6 -16 (平成28年度末現在)

路      線 延    長

白 川 線 2,130m

谷 山 線 5,000m

炭 山 線 3,011m

仙 郷 山 線 3,995m

仙 郷 山 2 号 線 3,120m

槇 尾 山 線 1,150m

相 月 線 259m

仁 南 郷 線 1,100m

(11)

4. 商 工 業

⑴ 商  業

 平成 26 年商業統計結果によると商店数は 981 店、従業者数は 8,730 人、年間販売額は 2,270 億 5,400 万円となっている。

 業種別にみると卸売業は、商店数 162 店、従業者数 1,321 人、年間販売額 1,078 億 2,100 万円となっ ている。一方、小売業は商店数819店、従業者数7,409人、年間販売額1,192億3,200万円となっている。  なお、集計方法の変更により、前回調査である平成 19 年調査の数値とは接続しない。

○ 商業の概要

⑵ 工  業

 平成 26 年 12 月 31 日現在、宇治市内で製造業を営む従業者 4 人以上の事業所は、288 事業所、従 業者数は 9,873 人、製造品出荷額等は 4,959 億 1,983 万円で、前回と比べ、事業所数は変わらず、従 業者数は 87 人(0.9%)の減少となっている。

○ 年次別工業の推移(従業者数 4 人以上)

表 6 -17 (7 月 1 日現在) 年次 

区分 平成 26 年

商  店  数(店) 981

卸 売 業 162

小 売 業 819

従 業 者 数(人) 8,730

卸 売 業 1,321

小 売 業 7,409

年間販売額(百万円) 227,054

卸 売 業 107,821

小 売 業 119,232

(商業統計調査)

表 6 -18 (各年 12 月 31 日現在)

区分 

年次 事 業 所 数 従 業 者 数(人) 製造品出荷額等(万円)

平成 20 年 346 10,284 67,877,511

平成 21 年 316 9,395 56,255,466

平成 22 年 312 10,516 51,389,046

平成 24 年 303 9,809 48,764,296

平成 25 年 288 9,960 50,001,805

平成 26 年 288 9,873 49,591,983

(12)

表 6 -20

項  目 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度

融 資 件 数 401 367 468 359 395

融資額(万円) 457,335 410,570 518,185 388,600 453,569

⑶ 宇治市中小企業低利融資制度( 宇制度)

 市内中小企業者に対して事業資金(運転資金・設備資金)を低利で融資するために、市内の金 融機関に一定金額を預託し、融資を依頼するとともに、京都信用保証協会へ信用保証依頼を行い、 中小企業の経営の安定と健全な事業資金の供給に努めている。

 平成27年4月から、依然として厳しい市内経済の状況を踏まえ、融資利率を1.8%から1.4%に引 き下げた。 

 【融資要領】 ○ 融資対象者

 市内に引き続き1年以上住所(法人は本・支店の登記)を有する中小企業者で、市税に滞納の ない京都信用保証協会の保証対象となる者。

○ 資金使途・融資額・期間・利率

○ 返済方法

  元金均等月賦償還(必要に応じて6 ヵ月以内の据置期間あり。) ○ 保証人及び担保

  保証人は法人は代表者、個人は不要。必要に応じて担保を徴する。 ○ その他

  京都信用保証協会による債務保証が必要。  【融資状況】

 【補給状況】

 宇融資を受けた市内の中小企業者に対して、保証料を50%、支払利子額を2年間補給し、利用者

の負担軽減を図るとともに、中小企業の経営安定に努めている。

⑷ 中小企業融資に係る保証料補給制度

 京都府中小企業融資制度の開業・経営承継支援資金(開業一般型・開業支援型)を受けた市内 の中小企業者等に対して、保証料の 50% を補給し、利用者の負担軽減を図るとともに、中小企業 の経営の安定に努めている。

表 6 -19

運 転 資 金 2,000万円以内 5年以内

年利 1.4%

(13)

⑸ 中小企業融資に係る利子補給制度

 日本政策金融公庫経営改善貸付制度( 経制度)を利用した中小企業者が融資を受けたときから

3 年間、支払った利子の一部について補給金を交付し、利用者の負担軽減を図るとともに、中小 企業の経営の安定に努めている。

⑹ 中小企業振興対策

○ 小規模事業経営改善事業補助

 小規模企業の指導、育成及び経営の改善等を図るために宇治商工会議所が行っている「小規 模事業経営改善事業」に対して助成を行い、中小企業の振興と経営の安定に努めている。 ○ 特定退職金共済掛金補助事業

 宇治商工会議所が実施している「特定退職金共済制度」に加入する市内の中小企業事業主に 対して助成を行い、中小企業に働く従業員の退職後の生活保障及び福祉の向上に資するととも に、中小企業の経営及び雇用の安定に努めている。

○ 創業支援事業

 市内で起業を目指す人への支援を強化するため、宇治商工会議所・京都信用保証協会山城支 所・日本政策金融公庫京都支店と連携を図り、産業競争力強化法に基づく「創業支援事業計画」 を策定し、平成28年8月に国の認定を受けた。創業支援ネットワーク「宇治チャレンジスクエア」 を活用し、創業希望者に対して、窓口相談、専門家個別相談、創業塾等による支援を実施する。 ○ 中小企業振興対策事業補助

 中小企業振興基金を活用して、商店街等が実施する活性化対策事業、情報化対策事業等に対 して助成を行い、中小企業の振興発展に努めている。

 

【補助金交付状況】

⑺ 大型店対策

 大型店対策として、「大規模小売店舗立地法」に基づき店舗面積 1,0002 を超える大型店に関して、

立地周辺の交通渋滞、交通安全、騒音、廃棄物等の問題について、関係各課の意見を取りまとめ、 京都府に対し生活環境の保持の見地から本市の意見を述べていく。

 また、特に広域に影響を及ぼす大規模小売店舗の郊外部への無秩序な立地を抑制することで中 心市街地活性化の効果を上げるため、平成 19 年 5 月、京都府・地域内市町村・経済団体・消費者 代表から構成される地域商業ガイドライン策定協議会において、中心市街地エリア、大型店抑制・ 誘導エリア等を明示した「山城北地域商業ガイドライン」が策定された。

表 6 -21

項  目 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度

補 助 件 数 22 15 12 10 14

(14)

⑻ 産業振興対策

  ○ 産業会館管理運営事業

 宇治市産業会館は、本市の商工業振興と産業育成を図るため、昭和 62 年 4 月に宇治商工会議 所会館との複合施設として設置したものであり、本市の産業振興の拠点施設となっている。  平成 18 年度からは指定管理者制度の導入により宇治商工会議所を指定管理者として指定し、 適正かつ円滑な管理を行っている。

   【施設概要】

   敷地面積 2,096,8402    建築面積 1,016.1622    延床面積 2,712.3552

表 6 -23

施 設 名 収容人数 主  な  用  途

産 業 情 報 コ ー ナ ー -  地場産品の常設展示などの産業情報提供等

多 目 的 ホ ー ル 200 人 各種講演会、展示会、イベント開催等

会 議 室 32 人 各種会議等

第 一 研 修 室 51 人 各種研修会、講習会、会議等

第 二 研 修 室 39 人 各種研修会、講習会、会議等

茶 室 40 人 各種教室、講座等

表 6 -22

延 床 面 積 内 訳

宇 治 市 産 業 会 館 959.7412

宇 治 商 工 会 議 所 1,285.1402

(15)

5. 産業推進

⑴ 展示会出展支援助成事業

 市内の中小企業者(製造業及び情報関連産業等)が開発・製作した製品等を展示会に出展する 経費(出展料、移送料)の一部を助成することにより、産業の振興を図っている。

⑵ 中小企業育成支援事業

 企業の人材育成に必要な講習会等を開催すると共に、企業が人材育成のため資格・免許等を取 得する事業に取り組む場合、その経費の一部を助成することにより、中小企業の経営革新や事業 の拡大等の支援を図っている。

⑶ 企業立地促進助成事業

 宇治市企業立地促進条例を制定し、市内で新たに工場、事業所、研究施設などを新設又は増設 する企業に対し、助成金を交付することにより、本市での企業立地を促進して、地域経済の活性 化と雇用機会の拡大を図っている。

⑷ 中小企業技術開発促進助成事業

 市内の中小企業者(製造業及び情報関連産業等)が産業財産権の取得や、技術革新のために大 学等へ研究を委託する場合等にその経費の一部を助成することにより、ものづくり産業の振興を 図っている。

⑸ 産業振興の拠点整備

 日産車体京都工場跡地の一画に宇治市産業振興センター及び宇治ベンチャー企業育成工場を建 設し、今後の産業振興の拠点整備を行った。宇治市産業振興センターは平成 17 年 4 月に開設する とともに、宇治ベンチャー企業育成工場は公募により選考した企業が順次入居され、これらの企 業に対しては、専門的機関に業務を委託し、総合的な支援を行っている。

⑹ 中小企業人材確保支援事業

 宇治市主催の宇治市内中小企業(製造業)合同企業説明会を開催することにより、市内の中小 企業者(製造業)の人材確保の支援を行っている。

   【施設概要】

     所 在 地 宇治市大久保町西ノ端 1 - 25      敷地面積 4,000.002

     ① 宇治市産業振興センター

       建物構造:鉄筋コンクリート造 2 階建て        延床面積:964.272

(16)

     ② 宇治ベンチャー企業育成工場        建物構造:鉄骨造 2 階建て

       一般棟(6 区画)   1 区画当り延床面積 199.512        バイオ棟(2 区画)  1 区画当り延床面積 156.342

6. 労  働

⑴ 技能功労者表彰

 市内のすぐれた技能者の功労をたたえ、技能水準の一層の向上と技能尊重の気運の高揚を図る ため、毎年 11 月 23 日(勤労感謝の日)に技能功労者の表彰を行っている。

 昭和 47 年度から 45 回の表彰を行い、平成 28 年度までに 852 名を表彰している。

  【表彰基準】

  ○ 市内に継続して 5 年以上住所を有している者。

  ○ 技能者として市内の事業所に通算して 5 年以上従事し、30 年以上の実務経験を有する満 60 歳    以上の者。

  ○ 極めてすぐれた技能を有し、他の技能者の模範と認められる者。

  ○ 引き続きその職業に従事する者並びに同一職業の指導的な立場にある者。   ○ 小規模の事業所で従事している者。

⑵ 勤労者住宅資金融資制度( 住制度)

 市内に居住する勤労者に対して、住宅の新築、購入、増改築及び修繕のための資金を低利かつ 長期に融資するため、近畿労働金庫へ融資資金を預託して貸し付けを行い、勤労者の住宅の確保 と住生活の向上に努めている。

⑶ 育児休業資金融資に係る保証料・利子補給制度

 育児休業制度の定着と育児休業取得者の生活の安定を図るため、京都府労働者生活資金特別融 資制度等による育児休業資金の融資を受けた市内在住の労働者に対して、融資を受けるために支 払った保証料の全額及び育児休業期間中に支払った利子の全額に相当する額の補給金を交付して いる。

⑷ 生活資金等融資に係る保証料・利子補給制度

(17)

⑸ 労働者福祉事業

 労働者の福祉活動を総合的に推進している「南山城地区労働者福祉協議会」の勤労者福祉厚生 対策事業に対して助成を行い、労働者の自主福祉活動を推進するとともに、労働福祉の向上に努 めている。

⑹ 広報事業

 労働情勢に関する情報や勤労者を対象にした各種教室の案内情報等を広く提供し、労働者の利 便と福祉の増進を図るため、「宇治労政ニュース」を発行し、宇治市のホームページに掲載してい る。

⑺ 雇用・職業安定対策

 職業訓練法人城南地域職業訓練協会に対して運営補助金を支出し、地域社会における労働者の 職業能力の向上と地域住民の福祉の増進を図っている。

7. 消費生活

⑴ 消費生活相談事業

 複雑多岐にわたる苦情などの相談に対処するため、消費生活センターを設置し、専門相談員が 相談、苦情処理等に努めている。〔表 6 - 24 参照〕

⑵ 消費者啓発事業

 市政だよりに「困 こんなときどうする?」を掲載。さらに必要な情報の提供や、悪質商法に よる被害防止のため、各種団体に対し出張啓発を実施している。

⑶ 消費生活講座

 消費生活に係る知識の向上を図り、自主的・組織的に行動する消費者を育成するために講座を 開催し、消費者意識の高揚に努めている。

⑷ リサイクル情報センター事業

 不用品の有効な再利用を促進し、省資源の意識を広めるため、リサイクル情報センターを開設 している。

⑸ 消費者団体の育成

(18)

平成 28 年度 消費生活相談概要

表 6 -24

総 数 1,064

             

商 品 一 般 80

食 料 品 82

住 居 品 41

光 熱 水 品 7

被 服 品 32

保 健 衛 生 品 25

教 養 娯 楽 品 63

車 両 ・ 乗 り 物 28

土 地 ・ 建 物 ・ 設 備 30

そ の 他 の 商 品 1

商 品 総 数 389

ク リ ー ニ ン グ 3

レンタル・リース・貸 借 41

工 事 ・ 建 築 ・ 加 工 34

修 理 ・ 補 修 9

管 理 ・ 保 管 1

 

 

 

役 務 一 般 3

金 融 ・ 保 険 サ ー ビ ス 86

運 輸 ・ 通 信 サ ー ビ ス 275

教 育 サ ー ビ ス 6

教 養 ・ 娯 楽 サ ー ビ ス 27

保 健 ・ 福 祉 サ ー ビ ス 73

他 の 役 務 44

内 職 ・ 副 業 ・ ね ず み 講 2

他 の 行 政 サ ー ビ ス 7

役 務 総 数 611

他 の 相 談 64

 

 

 

 

相 談 件 数 1,064

 

男 性 445

女 性 587

そ の 他 不 明 32

 

 

 

 

2 0 歳 未 満 19

2 0 歳 代 52

3 0 歳 代 74

4 0 歳 代 174

5 0 歳 代 122

6 0 歳 代 199

7 0 歳 以 上 353

そ の 他 不 明 71

 

 

給 与 生 活 者 274

自 営 ・ 自 由 業 77

家 事 従 事 者 249

学 生 31

無 職 377

そ の 他 不 明 56

販 売 購 入 形

店 舗 購 入 344

訪 問 販 売 87

通 信 販 売 370

電 話 勧 誘 販 売 81

マル チ・マル チ ま が い 6

ネガティブ・オプション 1

訪 問 購 入 15

そ の 他 無 店 舗 販 売 5

そ の 他 不 明 155

他 機 関 紹 介 59

助 言 ( 自 主 交 渉 ) 800

そ の 他 情 報 提 供 67

あ っ せ ん 解 決 93

あ っ せ ん 不 調 等 34

(19)

8. 清  掃

⑴ し尿処理・浄化槽汚泥処理

 し尿及び浄化槽汚泥の処理事業は、収集・運搬・処理及び料金徴収まで、城南衛生管理組合 (P273 参照)によって運営されている。し尿収集については、企業委託(地域固定責任収集制)

により、おおむね 20 日毎の定期収集を実施、浄化槽の清掃及び汚泥の収集については、許可業者 制を採用している。

○ 作業内容

 〈組合直営収集〉… 災害収集等

 〈企業委託収集〉… 市内し尿収集申し込み世帯約 2,210 世帯及び事業所約 210 件を対象に収集           および臨時収集

 〈許可業者収集〉… 浄化槽清掃の申し込み者約 21,530 世帯を対象に汚泥を収集 ○ し尿処理手数料

 〈一般家庭〉… 1 カ月当り 1 世帯 750 円、徴収区分は 1 期(2 カ月)単位  〈事業所等〉… 従量制料金で、90 ℓまでごとに 1,100 円

 〈浄化槽汚泥処理手数料〉… 従量制料金で、100ℓ までごとに 98 円

○ 処理実績(平成 28 年度末処理人口)

○ 年度別処理量の推移

表 6 -25 (単位:人)

行 政 区 域 内 人 口 188,457

計 画 処 理 区 域 内 人 口 188,457

処 理 人 口 の 内

水 洗 化 人 口 183,956

 

下 水 道 人 口 146,801

志津川コミュニティ・プラント人口 223

浄 化 槽 人 口 36,932

計 画 収 集 人 口 4,492

世 帯 制 4,481

従 量 制 11

自 家 処 理 人 口 9

表 6 -26 (単位:kl)

年  度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度

処 理 工 場 搬 入 量 う ち、 宇 治 市 分

56,473 37,205

53,313 34,715

49,893 32,816

45,259 29,197

(20)

⑵ ごみ処理

 一般家庭より排出されるごみは、「可燃物」、「不燃物及び焼却不適物」及び「資源ごみ」に分別

排出後『もえるごみ』は週 2 回、『もえないごみ』『プラマーク』は週 1 回、『缶』は月 2 回、『びん・

ペットボトル』は 2 週に 1 回、定点(ステーション)方式で、また、『紙パック』『てんぷら油』『ペッ

トボトルキャップ』『蛍光管』『小型家電』は拠点方式で定期収集し、各々適正処理している。 ○ 収集車保有台数(直営)(平成 28 年度)

○ 処理概要(平成 28 年度 自己搬入除く)

表 6 -27

用  途  別 車    種 台 数 備    考

もえるごみ・プラマーク収集 (一部、缶・乾電池・死獣収集を含む)

2t 塵芥車 25 回転板式・圧縮板式

0.85t ダンプ車 1

2t 塵芥車 1 圧縮板・コンテナ式

もえないごみ収集 (臨時ごみ)

4t 塵芥車 1 圧縮板式

2t 塵芥車 1 圧縮板式

2t ダンプ車 1 パワーゲート架装

拠点回収 0.85t トラック2t トラック 12 平ボディー平ボディー

ふれあい収集 2t トラック 2 平ボディー

その他 0.35t 軽ダンプ車 5

計 40

表 6 -28

区 分 収集区分 料   金 収集間隔 処 分 の 方 法 可 燃 ご み

( 家 庭 系 ) 直営・委託 無 料 週2回 折居清掃工場に搬入(焼却) 不 燃 ご み

( 家 庭 系 ) 直営・委託 無 料 週1回 リサイクルセンター長谷山(粗大ごみ処理 施設)(破砕選別処理) 缶 直営・委託 無 料 月2回 エコ・ポート長谷山・社会福祉施設に 搬入(選別売却) び ん 直営・委託 無 料 2週1回 エコ・ポート長谷山(選別売却) ペットボトル 直営・委託 無 料 2週1回 エコ・ポート長谷山(選別売却) プ ラ マ ー ク 直 営 無 料 週1回 リサイクルセンター長谷山(処理委託) 紙 パ ッ ク 直 営 無 料 週1回 社会福祉施設に搬入(売却)

乾 電 池 直営・委託 無 料 週2回 折居清掃工場に搬入(処理委託)

ス プ レ ー 缶 直営・委託 無 料 週1回 リサイクルセンター長谷山(破砕選別処理) て ん ぷ ら 油 直 営 無 料 週1回 民間業者に売却

ペットボトル

キ ャ ッ プ 直 営 無 料 週1回 エコ・ポート長谷山(選別売却) 蛍 光 管 直 営 無 料 週1回 リサイクルセンター長谷山(処理委託) 小 型 家 電 直 営 無 料 週1回 小型家電認定事業者へ引渡し

臨 時 ご み 直 営 100ℓ毎 家庭系200円 事業系350円 随 時

可燃物

折居清掃工場に搬入(焼却) 不燃物

(一財)宇治廃棄物処理公社に搬入(埋立) 有料事業所ごみ

( 事 業 系 ) 直 営

少量40ℓ毎 140円 中量40ℓ毎 290円 多量40ℓ毎 340円 週5日収集は2割増

週4日 又は 週5日

収集

可燃物

折居清掃工場に搬入(焼却) 不燃物

(一財)宇治廃棄物処理公社に搬入(埋立)

死 獣 収 集 直 犬3,000円 猫2,000円 随 時 長谷山小動物焼却施設に搬入

※持込みの場合

犬 2,000円 猫 1,000円

(21)

○ 処理実績(家庭系のごみ)

 ⑶ 古紙回収

 昭和 50 年 8 月から、ごみ減量対策と有効利用の一環として、新聞・雑誌・ダンボール等の古紙 の回収を実施。これは町内会・自治会等の団体と協定を結び、月 1 回を基準として、所定の集積 所において回収するもので、実施団体長の実績報告書に基づいて 1g につき 5 円の報償金を交付し た(平成 15 年度まで)。

 平成 14 年 1 月から民間業者と古紙回収の契約をして、宇治市と協定を結んだ団体について、1g につき 5 円の報償金を交付している。

 また、平成 16 年度から古紙類は可燃ごみとして収集することを取りやめ、すべてを古紙として 回収して再資源化することでごみの減量化に努めている。

○ 古紙回収実績

区  分 収集区分 料   金 収集間隔 処 分 の 方 法

古 紙 回 収 直営・委託又は 自治会等 集団回収については報償金を支出(1kg当り5円) - 古紙再生業者にて再生

溝 土 委 託 無 料 週2回 (一財)宇治廃棄物処理公社に搬入(埋立)

廃 家 電 製 品

( 4 品 目 ) 直 営 (リサイクル料金を除く)1台 3,000 円 月 1 回 家電製品協会指定引取場所へ運搬

廃 パ ソ コ ン 直 営

デスクトップパソコン本体

月 1 回 リサイクルセンター長谷山(選別処理) 1 台 4,000 円

ノートブックパソコン 1 台 4,000 円 CRT ディスプレイ

1 台 5,000 円 液晶ディスプレイ

1 台 4,000 円

表 6 -29 (人口は 10 月 1 日現在)

年度 

区分 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度

① 収集対象人口(人) 192,686 191,964 190,967 189,798 188,831

② 年間総収集量

(イ)可燃物( t ) 25,963.07 24,926.71 24,725.62 24,596.80 24,174.04

(ロ)不燃物( t ) 9,412.07 9,264.25 8,534.92 6,372.99 5,962.59

③ 年間収集量の伸び

(イ)可燃物(%) △ 3.38 △ 3.99 △ 0.81 △ 0.52 △ 1.72

(ロ)不燃物(%) △ 3.32 △ 1.57 △ 7.87 △ 25.33 △ 6.44

④ 住民 1 人 1 日あたり の排出量(家庭系)

(イ)可燃物(g) 369.16 355.76 354.73 355.05 349.78

(ロ)不燃物(g) 135.19 133.42 122.45 91.99 86.27

(ハ)  計  (g) 504.35 489.18 477.18 447.04 436.05

表 6 -30

年度 

区分 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度

(22)

⑷ リサイクル事業

 ごみ減量と資源の再利用を図るため、昭和 61 年 8 月から平成 8 年度まで市民の協力を得て、「リ サイクル事業」を試行した。

 当初、明星町自治会(約 670 世帯)を対象に試行を開始し、平成 8 年度末では 36 自治会・町内 会等(約 12,500 世帯)まで拡大した。

 平成 9 年 4 月から、容器包装リサイクル法の施行に伴い、全市域で缶、びん、ペットボトル、紙 パックの分別収集、また、公民館等で紙パックの拠点回収を実施している。

 さらに、平成13年4月から、発泡トレー類の分別収集、平成24年3月から、公民館等でてんぷら油、 ペットボトルキャップ、蛍光管の拠点回収、平成 26 年 1 月から、公民館等で小型家電の拠点回収、 平成 27 年 1 月から、プラマーク(プラスチック製容器包装)の分別収集を実施しており、リサイ クル事業を拡大している。

○ リサイクル回収実績

⑸ 生ごみ堆肥化容器等購入費補助事業

 家庭から排出される生ごみの減量化を促進し、市民のごみの再生利用意識の高揚を図るため、 平成 6 年 6 月から、生ごみを堆肥化するための容器(コンポスト)を設置する者に対して補助金を 交付している。

 補助金の額は、容器の購入費の 2 分の 1 で、容器 1 基につき 4,000 円を限度とし、補助金の交付 の対象となる容器の数は、1 世帯当たり 2 基までとしている。

 なお、平成 11 年 4 月から、生ごみを堆肥化するための電機式機器を設置する者に対しても補助 金を交付している。

 補助金の額は、機器の購入費の 2 分の 1 で、機器 1 基につき 20,000 円を限度とし、補助金の交付 の対象となる機器の数は、1 世帯当たり 1 基のみとしている。

表 6 -31

年度 

区分 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度

回収量 (t)

缶 368.28 344.83 314.01 325.53 317.13

びん 1,138.52 1,130.99 1,114.02 1,129.40 1,087.69

紙パック 26.27 28.17 24.90 21.74 20.01

ペットボトル 434.14 502.21 467.14 487.36 510.05

発泡トレー類 87.48 84.31 59.33 - -

プラマーク - - 455.02 1,908.70 1,789.11

てんぷら油 4.34 6.56 7.69 9.61 9.70

ペットボトルキャップ 1.13 1.53 1.66 1.37 1.58

蛍光管 0.60 0.90 1.01 1.09 1.17

小型家電 - 3.28 10.96 8.85 7.18

計 2,060.76 2,102.78 2,455.74 3,893.65 3,743.62

※平成23年度のてんぷら油、ペットボトルキャップ、蛍光管の実績は平成24年3月分のみを掲載。

※平成25年度の小型家電の実績は平成26年1月から3月分のみを掲載(H25年11月イベント回収分223kgを含む)。

(23)

○ 生ごみ堆肥化容器等購入費補助実績

⑹ ふれあい収集

 平成 21 年度に、介護が必要な方や身体に障害のある方など、ごみ収集場所へのごみ出しが困難 な世帯に対して、玄関先での戸別ごみ収集や、希望者への声かけ(安否確認)を行う『ふれあい収集』 を試行実施した。

 平成 22 年度より本格実施となり、平成 28 年度末で 410 世帯がふれあい収集の対象となっている。

⑺ 指定ごみ袋制度

 家庭ごみを、市が指定する透明・白色半透明のごみ袋で排出する制度を、平成24年6月試行実施、 同年 10 月に完全導入した。

9. 環境の保全

 宇治市環境保全基本条例(昭和 51 年 7 月 15 日施行)は、市民が健康で安全かつ快適な生活を営む ための良好な環境の保全と確保を目的として制定された。

 同条例に基づき平成 12 年に、21 世紀に向けた宇治市の環境に関する基本的な方向を示した、環境 施策を計画的・総合的に推進するために宇治市環境保全計画が策定された。その後、策定から 10 年 あまりが経過し、地球温暖化や生物多様性への関心が高まり、持続的な発展に向けた社会づくりを 目指す動きが活発化している。こうした環境問題の変化を踏まえ、宇治市第 5 次総合計画に掲げら れた目指すべき都市像「みどりゆたかな住みたい、住んでよかった都市」を環境の面で実現するため、 平成25年3月、宇治市第2次環境保全計画を新たに策定した。同計画で目指す環境像『宇治の豊かな「歴 史・文化」と「自然」を守り育て、将来にわたって安心して暮らせる「ふるさと宇治」』を築くため、 市民・事業者・市が地域の力をひとつにして持続可能なまちづくりを推進している。

⑴ 宇治市環境保全審議会

 この審議会は、良好な環境の保全および確保に関する事項を審議するため、宇治市環境保全基 本条例に基づき設置するもので、32 人以内の委員(平成 28 年 4 月 1 日現在、16 名)で構成され、 委員の任期は 2 年である。

 市長は、審議会に次の事項を諮問する。   ア 環境基準の設定

  イ 環境保全計画の策定

表 6 -32

年度 

区分 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度

コ ン ポ ス ト 補 助 基 数 15 10 12 3 6

ぼ か し 容 器 補 助 基 数 1 1 1 1 3

生 ご み 堆 肥 化 機 器 補 助 基 数 21 9 21 19 14

(24)

  ウ 公害の予防対策および被害対策

  エ 良好な環境の保全および確保に関する協定の締結   オ 大規模な開発行為等に対する環境保全対策   カ その他必要と認める事項

⑵ 環境衛生対策

① ラブホテル建築等の規制

 昭和 58 年 4 月、環境保全審議会から「ラブホテルの建築については、本市の良好な社会環境の 保全と、青少年の健全な育成をはかるため、条例を制定して規制することが必要である」との提 言を受けた。

 本市においては、京滋バイパスなどの周辺はもとより全市域的にラブホテルの進出が懸念され たことから、この提言にのっとり具体的な規制方法を検討し、各関係行政機関との協議のうえ「宇 治市ラブホテル建築等規制条例」を昭和 59 年 3 月に制定した。

 市域においてラブホテルが建築可能な地域は一部の商業地域だけであるが、当地域についても 「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」及び「京都府風俗営業等の規制及び業務の

適正化に関する法律施行条例」の規定により営業が規制されている。

② あき地の雑草等の除去

 あき地に繁茂した雑草は、衛生害虫や農作物害虫の発生の場となり、ゴミの不法投棄、火災、 犯罪などをひき起こし、また、交通の障害となる場合がある。

 このため、あき地の雑草等を除去することにより、生活環境の保全と優良農地の保護を図るこ とを目的として、昭和 50 年 7 月に「宇治市あき地の雑草等の除去に関する条例」を制定した。そ して、昭和 52 年 2 月には、続いて制定した「宇治市環境保全基本条例」の本旨との整合を図った。  付近住民からの苦情等に基づき、現地を確認し、当該あき地の雑草の繁茂状況が生活環境に悪 影響を及ぼす恐れがある場合、所有者等に通知書を送付し、除草を助言している。

 所有者等が自らの責任で除草を実施することになるが、事情により自ら処理できない場合は市 に対し除草を委託することもできる。

(25)

 ○ 雑草等除去取扱状況

③ 害虫対策

  害虫対策については、本来の感染症予防を目的とする衛生害虫対策から、生活環境を阻害する 不快害虫対策へと変わりつつある。したがって、個人にかかわるものについては自己処理を前提 として各自でできる限り対応し、広域的に害を及ぼすもの等については市が発生源の追求・対処 を行うとともに、発生源の所有者または管理者に対して指導を行うことにより対応している。

○ 野蜂対策

 スズメ蜂等で市民生活に危害を及ぼす可能性のある巣については、業者委託により除去し た。平成 28 年度は市民からの要請に基づき 367 件(27 年度は 469 件)の除去を行った。

○ トビケラ対策

 宇治川を発生源とするトビケラへの対策については、生態調査や対策検討会議を行ったも のの効果的な発生源(幼虫)対策が見当たらず抜本的解決には至っていない。しかし、生活 環境だけではなく、観光振興にも影響を及ぼしているため、今後も自然環境及び生態系に影 響を与えることのない効果的な対策を検討していく。

 また、飛来する成虫対策としては電撃殺虫器を 7 基取り付けるとともに薬剤散布を 3 回実施 して駆除を行った。

○ その他の対策

 その他全般的な対策としては、市民の協力を得る中で、衛生害虫の発生源対策として、希 望する自治会・町内会を対象にダスター等の衛生機材を貸し出している。

表 6 -33 (単位:件、2、%)

区分 

年度 指導・助言件数 (A+C) 指導・助言面積 (B+D) 自己処理件数 (ア) 自己処理面積 (イ) 委託件数 (ウ) 委託面積 (エ)

平成24年 70 19,093 15 7,108 50 10,094

平成25年 89 34,558 37 23,980 49 10,054

平成26年 85 31,156 25 18,352 51 11,287

平成27年 85 26,650 21 8,015 45 10,460

平成28年 50 11,822 19 4,548 31 7,274

処 理 件 数

(A)=(ア)+(ウ)(B)=(イ)+(エ)処 理 面 積 未処理件数 (C) 未処理面積 (D) 件 数 面 積処 理 率

65 17,202 5 1,891 92.9 90.1

86 34,034 3 524 96.6 98.5

76 29,639 9 1,517 89.4 95.1

66 18,475 19 8,157 77.6 69.3

(26)

④ 犬の登録および狂犬病予防注射

 狂犬病の発生予防、まん延防止及び撲滅のため、狂犬病予防注射接種を推進するとともに、犬 の登録及び鑑札の交付、狂犬病予防注射済票の交付等の事務を行う。また、府保健所との連携の もと、犬・猫等動物の適正飼養についての啓発活動を実施する。

 平成 28 年度の犬の鑑札交付件数は 564 件、狂犬病予防注射済票交付件数は 6,011 件であった。

⑤ 市有墓地管理

 市内 34 カ所に点在する市有共同墓地は、旧町村から引き継いだものであり、それぞれ歴史的経 過や慣習があることから、地元の自主管理組織に管理を委ねている。

⑥ ポイ捨て防止対策

 空き缶やたばこの吸い殻等の散乱を防止し、環境美化の促進と歴史文化都市としての美観を保 全することを目的として、平成 11 年 10 月に「宇治市環境美化推進条例」を制定した。

 各種団体や市民ボランティア等の協力を得ながら美化活動や啓発活動を通じて、市民意識の向 上を図るとともに、ごみを捨てさせない、捨てにくい環境をつくり出すことを目指している。

⑶ 墓 地 公 園

 宇治市天ケ瀬墓地公園は、祖霊が安らぎ故人を追慕するにふさわしい静寂・荘厳な環境を創出す るとともに、墓参者のみならず広く市民に開放された親しみの持てる空間とするため、散策と憩い の場に必要な修景施設等の配置や緑との調和を配慮した、美しい墓地公園とすることを基本理念と して、平成 4 年 9 月に開園し、供用を開始している。

 ○ 施設概要

名   称  宇治市天ケ瀬墓地公園 所 在 地  宇治市宇治金井戸 7 番地の 44 敷 地 面 積  57,6562

総 墓 所 数  2,975 区画

 ○ 墓所使用料・墓園管理料

表 6 -34

種     別 墓 所 使 用 料 墓園管理料(年間)

22 墓所 500,000 円 4,000 円

32 墓所 750,000 円 6,000 円

(27)

 ○ 管理運営

 墓地をめぐる市民の宗教的感情や地域に固有の風俗・習慣等に柔軟に対応し、効率的かつ 弾力的な管理体制を確保するため、平成 4 年 7 月 15 日に財団法人宇治市霊園公社(平成 25 年 4 月 1 日に一般財団法人宇治市霊園公社へ移行)を設立し、その業務を委託していたが、平成 18 年度からは指定管理者として同公社を指定し、管理運営業務を委託している。

⑷ 斎  場

 宇治市斎場は、旧来のイメージを一新した人生最終の厳粛な告別の場にふさわしい施設として昭 和 59 年 4 月に開設した。

 ○ 施設・設備の特徴

ア 慣習と尊厳の思想を重んじ、やすらぎの雰囲気を表現している。 イ 近代的な明るさと建築美を周辺の風致環境に調和させた。 ウ 葬祭場を設け葬儀を行うことができる。

エ 環境の保全を基本に無公害設備を採用している。

オ 故人の尊厳を損なうことのない機能を有し、能率的で安全性が高く衛生的である。

   ○ 施設概要

名   称  宇治市斎場

所 在 地  宇治市宇治金井戸 7 番地の 37 敷 地 面 積  13,656.952

業 務 開 始  昭和 59 年 4 月 23 日

建 物 規 模  鉄筋コンクリート平屋建 2,455.922 火 葬 棟  806.02

 ・火葬炉 8 基(前室付台車式大型炉)      

 ・炉前ホール  ・告別室 2 室  ・収骨室 3 室  ・安置室 1 室 待 合 棟  864.02

 ・待合ホール  ・和室 3 室  ・洋室 2 室  ・喫茶コーナー  ・事務室 葬 祭 棟  331.762

 ・葬祭場  ・葬祭場ホール そ の 他  249.552

(28)

   ○ 斎場使用料

   ○ 火葬場使用件数(平成 28 年度)

   1 日平均火葬件数 9.6 体

   ○ 葬祭場等使用件数(平成 28 年度)

   ○ 管理運営

 平成 18 年度から財団法人宇治市霊園公社(平成 25 年 4 月 1 日に一般財団法人宇治市霊園公 社へ移行)を指定管理者として指定し、管理運営業務を委託している。

⑸ 環 境 対 策

 本市の環境行政は、宇治市環境保全基本条例、京都府環境を守り育てる条例、及び公害関係法令 等に基づき、市民の健康と快適な暮らしを守る立場から、事業計画に基づき事業を実施した。

表 6 -36 (単位:体)

区   分 大  人 小  人 死産児(4 ヶ月以上) 胎盤・その他 計

総 数 3,118 10 35 1 3,164

市 内 1,510 5 17 0 1,532

市 外 1,608 5 18 1 1,632

表 6 -37 (単位:件)

区   分 待 合 室 安 置 室 葬 祭 場 計

総 数 662 105 104 871

市 内 346 82 91 519

市 外 316 23 13 352

表 6 -35

区    分 単    位 市 内使 用 料(円)市 外

 

 

大 人( 12 歳 以 上 ) 1 体 10,000 70,000

小 人( 12 歳 未 満 ) 1 体 7,000 49,000

妊娠4カ月以上の死産児 1 体 5,000 35,000

胎 盤 ・ そ の 他 4kgまで 3,000 21,000

4kgを1kg超えるごとに 700 4,900

第 1 葬 祭 場

    (全 面)     午後4時から翌日の午後4時まで午前0時から午後4時まで 44,00022,000 160,00080,000 第 2 葬祭場及び第 3 葬祭場

    (半 面)     午後4時から翌日の午後4時まで午前0時から午後4時まで 22,00011,000 80,00040,000

安 置 室 午後4時から翌日の午後4時まで 3,000 10,800

待 合 室 1室2時間 2,000 7,200

(29)

ア 環境の保全

  a 地球環境保全活動推進事業

 さまざまな活動を通じて、市民が地球環境保全に取り組めるように、市民参加の場を設け支 援を行うことを目的としている。毎年、環境月間(6 月)には市民ギャラリーにて環境展を行っ ている。また、小学生を対象に子ども環境学習会を開催している。

  b ISO14001 の取り組み

 本市本庁舎(本館・西館・議会棟)については平成 14 年 2 月に環境マネジメントシステムの 国際規格である ISO14001 の認証を取得した。また、平成 25 年 4 月には、本市の環境マネジメン トシステムが ISO 規格に適合していることを自ら宣言する「自己適合宣言」を行った。平成 28 年 8 月に実施された外部審査の結果、本市のマネジメントシステムは適正に運用されていると 判断されている。各所属では、「宇治市地球温暖化対策実行計画」に定めたエコオフィス活動の ほか、イベント開催時における環境配慮、公共工事への環境配慮等の取り組みを行っている。

  c 地球温暖化対策実行計画

 市は一事業者・一消費者としての立場から環境への負荷低減に率先して取り組むため、平成 12 年度に本計画を策定し、平成 13 年度より計画に基づく取り組みを始めている。

 平成 25 年 3 月には「宇治市地球温暖化対策実行計画(第 4 期計画)」を策定し、本市の事務・ 事業により排出される温室効果ガスを平成 29 年度までに平成 23 年度比で 5%以上削減すること を目標に掲げた。

 省エネの取り組みの一つとして、夏期(5 月 1 日~ 10 月 31 日)に「クールビズ」を含む省エ ネルギー対策強化月間を、冬期(12 月 1 日~ 3 月 31 日)に「ウォームビズ」を実施している。  また、平成 24 年度から節電対策本部を設置しており、平成 28 年度においても節電取り組み期 間(夏期 7 月 1 日~ 9 月 30 日、冬期 12 月 1 日~ 3 月 31 日)を設け、節電対策を強化した。節電 対策の一環として夏冬の節電期間に合わせ公共施設の蛍光灯の LED 化を実施し、4 施設で 458 台を LED 化し、年間の CO2削減量は 29.3t-CO2となる。

  d 地球温暖化対策推進事業

 市域から排出される温室効果ガスの削減に取り組むため、平成 19 年度に「宇治市地球温暖化 対策地域推進計画」を策定し、平成 20 年度より計画に基づく取り組みを始めている。

 平成 25 年 3 月には「宇治市第 2 次地球温暖化対策地域推進計画」を策定し、市域から排出さ れる温室効果ガスを平成 35 年度までに平成 2 年度比で 25%以上削減することを目標に掲げた。 この目標の達成を目指し、効果的に温暖化対策を推進するため、宇治環境フェスタ、事業所向 けエコ研修を開催するなど、啓発活動を実施した。

  e 宇治市地球温暖化対策推進パートナーシップ会議運営事業

(30)

や事業者等が身近に楽しみながらできる温暖化防止活動の普及・啓発を目的として、平成 21 年 3 月に宇治市地球温暖化対策推進パートナーシップ会議(eco ット宇治)を設立した。

 平成 28 年度は、緑のカーテン講習会、家庭の省エネ相談所、エコットクッキング教室、森林 保全活動、広報誌の発行などを実施した。

  f 緑のカーテン事業

 身近にできる地球温暖化対策の取り組みの一つとして、平成 20 年度からつる性植物を用いて 窓を覆う緑のカーテンの普及・啓発を実施している。

 平成 28 年度は、市役所議会棟南側、市立小学校 2 校、市立中学校 4 校、市立幼稚園 4 園、市立 保育所 7 カ所、公民館等その他の公共施設 14 カ所で、緑のカーテンを設置した。また、市内の 1 商店街で、緑のカーテンの設置に取り組んでいただいた。

  g 家庭用雨水タンク設置推進

 雨水利用を通じた環境意識及び防災意識の向上を図るため、平成 27 年度より雨水タンクを設 置する者に対し購入費用の一部を補助する宇治市雨水タンク設置事業補助制度を開始した。平 成 28 年度の補助件数は、58 件であった。

  h 自立型再生可能エネルギー設置推進

 住宅におけるエネルギーの自立化を推進するため、平成 28 年度より住宅に太陽光発電・蓄電 設備を同時設置する者に対し設置費用の一部を補助する宇治市家庭向け自立型再生可能エネル ギー導入事業費補助制度を開始した。平成 28 年度の補助件数は、26 件であった。

  i エコファミリー推進事業

 地球温暖化の原因として、家庭から排出される二酸化炭素(国内総排出量の約 23% を占める) 等によるところが大きいことから、市民の環境に対する意識向上と省エネ・省資源を推進する ためエコファミリー推進事業を実施した。

 平成 25 年度までは、家庭で環境家計簿を作成することにより、意識的に地球にやさしい行動 を促す取組を行っていたが、平成 26 年度から内容を見直し、より幅広い世帯に啓発を行なうこ ととした。平成 28 年度は市立小学校 1 年生(1,736 名)を対象に、家庭での省エネ行動を促す「エ コレンジャーマグネット」を配布した。

 イ 公害苦情及び処理状況

(31)

 ウ 環境調査・発生源調査と対策   a 大気汚染

 環境調査として TEA 法による二酸化窒素簡易測定を実施した。また、宇治市役所屋上に簡易 採雨装置を設置し、雨水のイオン分析による酸性雨調査を実施した。大気の汚染状態は、全体 として横ばいの傾向を示している。

  b 水質汚濁

 市内 26 の中小河川・支川水路・自然水系河川の水質調査及び木幡池環境調査を実施した。 また、発生源調査として市内の工場・事業場の排出水監視測定を実施した。

 平成 28 年度の調査の結果、市内中小河川・支川水路・自然水系河川の水質は、ほぼ横ばいの 傾向を示している。また、工場・事業場の排出水は、各対象事業場年 1 回の監視測定を実施し、 排水基準値を上回った事業場については、改善指導を行った。

  c 騒音・振動

 自動車の走行に伴う道路騒音振動について、市内の交通量の多い主要道路 13 地点で測定を 行った。その結果、騒音については、1 測定地点が全時間帯で環境基準を上回り、夜間のみ環 境基準を超過したものが 1 測定地点、昼間のみ環境基準を超過した地点はなかった。なお、振 動については全て基準を満たしていた。

 鉄道騒音・振動については、市内 3 鉄道の測定を行った。その結果、経年的に大きな変化は なく、横ばいで推移している。

  d 悪臭

 発生源対策として、事業所の臭気測定を実施する体制をとっている。

  e 光化学スモッグ

 京都府光化学反応による大気汚染緊急時対策要綱に基づき、光化学スモッグから市民の健康 を守るため、5 月から 9 月にかけて緊急時に対応できる体制をとっている。平成 28 年度は宇治 地域で光化学スモッグ注意報の発令はなかった。

  f ゴルフ場農薬

 本市は、ゴルフ場における農薬の使用による生活環境への汚染を防止するため、農薬使用に 関する協定を締結している市内 3 ゴルフ場に対し、水質検査を実施した。その結果、特に問題 はなかった。また 3 ゴルフ場には農薬の使用実態の報告を指導している。

  g ダイオキシン類調査

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